駅馬車 映画寸評

袖振り合うも他生の縁

1939年の西部劇映画。WiKiによると、あの淀川長治さんがユナイト映画の宣伝部で最初に担当した映画だそうです。
1939年。アメリカ。主演、ジョン・ウェイン。監督、ジョン・フォード。

リンク先は駅馬車(映画)のWiKiページです。

駅馬車は現代の格安長距離バス

ローズバーグからの電信による緊急連絡は『ジェロニモ』のみ。せまいうえに向かい合わせか。
銀行の頭取に見覚えが? ダラス年いくつよ、老けてんな。医者がアル中って。賭博師いい男。
御者マイペースだな(笑。

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18分。主人公のリンゴ登場

平均年齢が高い一行だな。ルーシー凄いな。「夫に合わずに帰れません」
カードの絵柄は...。南北戦争が後を引いてるのか。娼婦って嫌われてるのね。
大尉の妻と娼婦との対比。ハットフィールドとルーシーに因縁があるのか。

「分かるわ。いろいろあるから」
駅馬車に乗って酒飲んだら悪酔いするだろ、常考。しかも馬車に七時間。
ヤキマ美人、と思ったら次のシーンでめっちゃ老ける。

突然歌うよ

男一同、蚊帳の外。自分のことのように喜ぶ姿がいい。「でも、生きていかなきゃ」
リンゴはダラスが娼婦だと気づかないのか。「まあいい、やれ」
リンゴの逃走シーンはいいね。「山を見ろ」質問、馬車で川を渡る方法を教えてください。

「もはや危険は脱した」フラグ立てって、西部劇全盛の頃からあるんだな。
なんという、CGにはできない、生の迫力! 死人が出てるでしょ、これ。
少なくとも、スタントマンの骨の二、三本は折れてるよ。

あぁ、ハットフィールド映さないんだ

いい男だな、ルーク。「別れは言わない」ブーンが酒場に。鏡を下へ。
ついて来てほしくないんだな、娼婦であることがバレてしまうから。

ショットガンがルークの手に。「二度とやれん」
インディアンの襲撃に比べたら一対三の戦いなど、問題にならない訳か。
「これで文明に毒されずにすむ」

寸評

いやー、面白かったです。主人公のリンゴは15分すぎまで出てこないのですが、監督の撮り方がいいのか、まったくそれが苦にならない。『ジェロニモ』のツカミが上手いのかな。マッド・マックスとは大違いです。
境遇が真逆のダラスとルーシーのあいだに安易に友情が成立しないところもよかった。後ろ髪を引かれるような二人の別れ。リアルですね。

この映画の見所は間違いなくインディアンの襲撃シーンです。絶対、スタントで死人が出たことを隠してるでしょ? 迫力ありすぎ。
最後にハッピーエンドになるのはアメリカ映画のお約束ですが、主役とヒロインが立ち去るラストシーンはアメリカ映画では珍しいのではないでしょうか。
いやー、映画って本当にいいものですね。

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