ニッカ 竹鶴ピュアモルトを飲んでみた

先日読んだ「シングルモルトウイスキーを愉しむ」に影響されて竹鶴ピュアモルトを飲んでみたので、その個人的な感想を書きしるしと思います。

酔えればいい酒もある

いやー、普段は酔えればいいの人なので酒の味を愉しむなんて久しぶりのことでした。いつも飲んでいるのは紙パックのワインかチューハイか第三のビールのどれか。銘柄にこだわりはありません。

ワインといってもビンではなく紙パックに入った1.8Lで800円程度のもので、それはもうガブ飲みしていました。この手のワインの原料は輸入したブドウ果汁、もしくは輸入ワインであることがほとんどで、味はボジョレーヌーボを3ヶ月早く出荷したような感じ。もしくはブドウ果汁にアルコールを約十パーセント混ぜたような味といえばわかりますか?

ぶっちゃけ、アルコールのぶどう果汁割りなんて飲んだことありませんけど。

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アルコール=不味み成分

酒におけるアルコールの価値は酔えることであって、アルコールを『味』の観点から評価すれば炭酸水と肩を並べるぐらい不味いと思うのは私だけではないはずです。
若いころ、興味本位で炭酸水を飲んで、ソーダにどれだけ砂糖が溶け込んでいるか思い知ったことがあります。本当に素の炭酸水は飲めたもんじゃない。

アルコール=不味み成分とするならば、酒のアルコール度数が低ければ低いほど酒の味はいいことになります。アルコール度数40度というのは、人類が経験的に知り得たギリギリのラインなのでしょう。
アルコールを美味いと感じる人は、メチルアルコールでも飲んでろって話ですよ。

一度使用した樽が使われる理由

ようやく、竹鶴ピュアモルトの感想です。竹鶴をコップに注いでまず気づいたことは匂いです。真っ先にワインのような甘い果実臭がしました。それでいて口に含んだときの、しっかりした口当たりと舌を刺激するピリピリとしたアルコール。特に飲み込んだ後に残る刺激は粒胡椒を口に含んだときのような辛さすら覚えました。果実臭からは想像できない後味です。

この果実臭は詰められた樽に由来するものなのでしょうか。だとすると、シェリー樽に詰められていた可能性もあり? ウイスキーづくりで、一度も使われていないまっさらな樽を使うことがほとんどない理由はここにあります。......にしても、バーボンの樽へのこだわりってすごいな。

竹鶴はシングルモルトではない?

シングルモルトウイスキーである条件の一つに「一つの蒸溜所で仕込まれた原酒だけ使用していること」とあります。つまり、竹鶴がピュアモルトウイスキーであってシングルモルトウィスキーでない理由は、ニッカが誇る余市と宮城峡の二つの蒸溜所の原酒をブレンドしているから......って、シングルモルトウイスキーを選んだつもりが、とんだミスをしてしまいました。

えー、まあ、シングルモルトが蒸溜所のエッセンスであるならば、竹鶴ははニッカの個性、ウイスキー作りの姿勢そのものであるといえます。と、下手なフォローしてみましたが、グレーンウイスキーを加えたブレンデッドウイスキーの存在を失念していました。
すみません、次こそはシングルモルトウイスキーを紹介しますので勘弁してください。

私の失敗はともかく、竹鶴ピュアモルトは値段も手ごろで、初めてウイスキーを飲む人には程よいウイスキーだと思います。

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