バカでも読めてアホでも分かる入門書

読書レポートの2011年分の総評

2011年の総評といっても2011年4月までのレポートは2010年の総評で取り上げたので実質八ヶ月ほどですが、その八ヶ月のあいだに読んだ約七十冊の本の中から選びました。私、恵斗が2011年に読んだ本の中から選んでいますので、古い本と新しい本がごちゃ混ぜになっています。

その最新刊が作者にとって最高の本とは限らない。その最新刊が自分にとって最善の本とは限らない。それが私の持論です。

評価の基準は読みやすいことと分かりやすいことです。内容の専門性よりも、語り口を重視しました。総評の内訳は、一度は読みたい入門書の中から八冊、ジャンル別からは十一冊の計十九冊です。

アウトプットに必要なものは何か?

読書レポートは読んだ本についてのレポートです。レポートを書くという行為は、頭の中をアウトプットすることに他なりません。正直、かなり疲れま す。百ページ以上の文章を自分なりに要約し意味ある形にまとめるのですから。一年間で三百冊の本を読んだ人よりも、一年間で百冊の本を読んで詳細なレポー トを書いた人を心から尊敬する次第です。

この十九冊の本の中から一冊を選ぶとしたら何でしょうね? 相手が望むものにより変わりますが、本来難しいことを簡潔に分かりやすく解説した本という観点から選べば渋滞学でしょうか。次点で七時間目の怪談授業と目からウロコのシナリオ虎の巻になります。

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天野恵斗の読書レポート 2011年版ランキング

まずは一度は読みたい入門書の総評から。

一度は読みたい入門書 2011年版

一度は読みたい入門書 経済・経営部門 現代語訳 論語と算盤 渋沢栄一(著) 守屋淳(翻訳)

グループ経営は悪でコスト至上主義は善なのか? 経営者が目指すべきもの、守るべきものとは何か。読書レポートはこちら。

一度は読みたい入門書 歴史・地理部門 日本辺境論 内田樹

世界における日本の特異性について。特に中国と日本の歴史的関係について解説した本。読書レポートはこちら。

一度は読みたい入門書 技術・産業部門 徹底図解 インターネット&Webの必須常識100 WebSig24/7

インターネットの生い立ち、システム、アプリケーションについて解説した本。読書レポートはこちら。

一度は読みたい入門書 語学部門 日米ボディートーク 東山安子(著) ローラ・フォード(著) Laura Ford(原著)

日本とアメリカのボディーランゲージ比較。挿絵と解説がとても分かりやすい。読書レポートはこちら。

一度は読みたい入門書 自然科学部門 雲のカタログ 村井昭夫(著・写真) 鵜山義晃 (著・写真)

空に浮かぶ雲の名前は? 浮かぶ高度は? 雲の形から判別する方法など。読書レポートはこちら。

一度は読みたい入門書 社会科学部門 渋滞学 西成活裕

渋滞が発生するメカニズムの解説と他の分野での渋滞について分かりやすく解説した本。読書レポートはこちら。

一度は読みたい入門書 執筆・創作部門 だれでも書けるシナリオ教室 岸川真

映画のジャンル別に定型プロットを解説し、三日で第一稿を書き上げることを目指す。読書レポートはこちら。

一度は読みたい入門書 論理・論文部門 大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法 松本茂・河野哲也 (著)

レポートを書くための準備と資料をもとにした執筆手順、レポート発表の詳細な方法を解説。読書レポートはこちら。

ジャンル別お勧め本 2011年版

ビジネス書部門 論点思考 内田和成

目の前の課題・論点は正しいのか? 問題解決に行き詰まったら問題について考えてみる。読書レポートはこちら。

ビジネス書部門 論理的に話す技術 相手にわかりやすく説明するための極意 山本昭生 福田健

論理的に話す人は相手を追い詰めたりしない。理性に訴える話し方を解説した本。読書レポートはこちら。

自然科学部門 日本の毒きのこ 長沢栄史(監修)

日本の毒きのこを見分けるための方法を記した辞典。不食きのこを詳しく解説。読書レポートはこちら。

社会科学部門 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ 谷岡一郎

マスコミや各種団体が発表した、アンケートや社会調査でのウソや誇張を実例をあげて解説。読書レポートはこちら。

文学・小説部門 銀二貫 高田郁

浪速の心天屋を舞台に、たたみかけるような悲劇がやがてハッピーエンドに収束する物語。読書レポートはこちら。

文学・推薦図書部門 七時間目の怪談授業 藤野恵美 琉暮しお

ぜひ小学校の授業の一環として、クラスでこの本の内容について話し合って欲しい。読書レポートはこちら。

執筆・創作部門 目からウロコのシナリオ虎の巻 新井一

迷い、壁にぶつかったシナリオライターに送る格言集。読書レポートはこちら。

辞書・辞典部門 数え方の辞典 飯田朝子 町田健

ありとあらゆる日本語の助数詞について、ジャンルや五十音などから引ける辞書。読書レポートはこちら。

記録文学部門 殺処分ゼロ 藤崎童士

日本の動物愛護の現状の一端をルポタージュした本。読書レポートはこちら。

記録文学部門 遅咲き偉人伝 久恒啓一

明治から昭和にかけての偉人の後半生を紹介した本。読書レポートはこちら。

歴史・地理部門 台湾に生きている「日本」 片倉佳史

台湾に残っている日本の痕跡を丹念に追跡し解説した本。読書レポートはこちら。

ほんの贈りもの

今回取り上げた本は、どれも読みやすく分かりやすい本ばかりです。普段人からバカにされている私が言うのだから間違いありません。騙されたと思って、取り上げた本の中から気になった本を一冊読んでみてください。

目からウロコが落ちること必定ですよ?

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