プロが教える男の道具のメンテナンス&エイジング 成美堂出版

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プロが教える 男の道具のメンテナンス&エイジング (SEIBIDO MOOK)
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男の手入れにこの一冊

革靴やスーツ、AV機器からアウトドア用品まで、手入れの基本テクニックや裏技を一流ブランド&人気店の31人プロが写真を使って図解した本。

一流と名がつくものはすべからく惜しまずかけよ手間金時間

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革靴の手入れ(一流ブランド版)

チャプター1は靴の手入れ&エイジングについて解説しています。
この本で紹介されている靴はジョンロブ、エドワードグリーン、ベルルッティ、オールデン、クラークス、パラブーツといった一流ブランド&人気店の靴ばかり。また革の種類もスムースレザー、スエード、カーフスキン、ヴェネツィアレザー、コードバン、オイリーレザー、ボイルレザーと多岐にわたります。

あー、一足一万円の革靴しか持っていない私には革の違いがさっぱり分かりません。しかし、この本には革についての解説は一切ありません。皮と革の違い。なめし加工にはどんな方法があるか? 革の原材料となるもの。革の種類。革加工の種類......などの革についての知識を知っていることが前提の解説本なのです。

まあ、対象とする読者が、紹介されているようなブランド靴を履く人ですからね。ほんと、私のような者がこの本を手に取ってしまってすみません。

スーツ・コートを10年着るために

チャプター2はスーツ一式について解説しています。

スーツはローテーションを組んで着回し、同じスーツを毎日着ないことがビジネスマンの常識であることは知識として知っていました。(つまりローテーションを組めていない)
しかし、スーツの上に着るコートも一日着たら二日休ませる必要があるとは知りませんでした。わたくし毎日同じコートを着ていましたが何か? ちなみに素材はポリエステルです!

また、スーツには順毛(順目)と逆毛(逆目)があること、順毛→逆毛→順毛の順にブラシをかけること。着用後のブラッシングが寿命を伸ばすこと。脱いですぐ除菌・消臭剤をかけるのは場合によってはNG(汗がスーツに残るため)であること。週に一度はスーツの裏側もブラシをかけること。クローゼットへの詰め込みすぎは厳禁なこと......など、毛・ポリエステル混紡やポリエステル100%の一着二万円以下のスーツやコートしか持っていない私にとっても、このチャプターの解説はとても参考になりました。

いえ、決して負け惜しみではないのですよ?

基本は汗や皮脂を取り油分を補充すること

チャプター3ではレザー小物やデニムについて、チャプター4はカジュアル服の手入れ術について解説しています。

この本に掲載されている物ほど高価ではありませんが、私も革の財布を持っています。特にお気に入りは百円ショップで購入した牛革の小銭入れです。マメに手入れをしていたところ、わずか一年で渋い色合いに。十年使えることはないかもしれませんが、革の色の変化を楽しみたいのなら革小物は本当にお勧めです。
革ジャンやデニムの手入れやエイジングについても解説しています。クロコダイルの革も定期的なメンテナンスが必要とは知りませんでした。

チャプター4で解説しているのは、ポロシャツ、ニット&セーター、チノパン、スニーカー、ダウンジャケット、フリースです。
帝国ホテルのランドリー担当の方が図解入りでシャツ&セーター、チノパンの洗い方を教えてくれます。水溶性の汚れはドライクリーニングでは完全に落とせないとは知りませんでした。ダウンジャケットを自宅で洗う方法も紹介されていますが......。

うーん、手間ですね。失敗したときのことを考えるとやはりクリーニングに出すのが賢明のような気がします。自宅には大型の乾燥機もないですしね。

チャプター5は腕時計やAV機器、調理道具や楽器やアウトドア用品などの趣味の道具の手入れ術について解説します。
このあたりになると趣味性が高くなりすぎて、個人で手入れをするのをためらいがちです。が、時計の汚れ落としにブラシをかけたりAV機器のプラグに接点復活材をかけたりと割と誰でも出来ることも書かれています。防水機能付きの腕時計を持っていますが、ベルトを交換したことはありますが布で拭くぐらいでブラシで細かなところまで清掃したことはなかったです。

ギター(アコースティック・エレキ)、カメラ(クラッシュ・デジタル)、キャンプ用品、釣り具、スポーツバイクに関しては、分解などの工程がありますので自信がある人向けでしょうか。包丁は研ぎ、ゴルフ用品は磨きの工程が解説されています。

持ち主に出来る手入れとメンテナンス

手入れとメンテナンスについてだけ書かれているため解説分野は多岐に渡りますが、革、衣服、機器について日頃から個人で出来ることを十全に解説していると感じました。この本に載っていなければ、プロに相談するのがいいかと思います。

難点は、図解に重点を置いているため本自体が大きくて重いこと。長所は図解が見やすく分かりやすいことです。

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