「読む・考える・書く」技術 午堂登紀雄 ダイヤモンド社

投稿日:

知的生産力は現代の錬金術

知的生産力を構成する「方程式」「情報編集力」「発想力」「観察力」「読書術」について、著者の体験を踏まえて余すところなく紹介した本。

雑誌「ムー」の仮説力に学べ

類書と代わり映えしない内容だが、この本の特徴は語り口にある。読みやすく分かりやすく、著者が自ら を誇張することもないし読者を卑下することもない。読んでいて苛つくことももない。実に自然体な文章。自分の著書を引き合いに語ることもあるのですが、そ れがちっとも嫌みに感じない。料理人のアナロジーは面白かったです。

- スポンサードリンク -

インプットはアウトプットが決める

第2章ではアウトプットについて説明する。パクリを「構成要素に分解し、エッセンスを抽出し、自分の言葉で再構築をすること」と定義し、ベストセラー本から学ぶべきものは多いと解説する。本を読んで考え、主観と客観を交え、本を読む人のことを考えた文章を心がけること。さらに著者は、自分で読んで感動できる文章を目指すべきと章の最後でまとめています。

オンオフィス×ノマドスタイル

第3章は書く環境についての著者のうんちく、第4章は本を出版することのメリットについて語ります。第3章は著者の執筆環境を語るだけで類書との違いは少ないが、4章では本を出版することのメリット・デメリットについて語っている。

今がダメな人は、ものすごいチャンスがある!が、著者の言い分かと。
本を出せば注目されること。ビジネスチャンスにつながること。人見焼くが広がること。自分の能力を再認識する機会を得られること。デメリットは批判を受け、嫉妬されること。

真面目にテーマの選び方からターゲットの絞り方、タイトルの付け方、書けない時には口述筆記など、今あるものからヒントを得る方法が沢山紹介されています。

この本は、ビジネス書を出版することを目標に、日々知的生産力「方程式」「情報編集力」「発想力」「観察力」「読書術」を鍛える方法を解説した本です。

- スポンサードリンク -