脳の不思議がわかれば女性関係は99%うまくいく 米山公啓 六耀社

脳で読み解く女性の言動

男性にとって女性はまったく理解不能の存在であり、その言葉、行動、考え方は想定の範囲外をゆく。この本で著者は女性の言動の根拠を脳の構造に求め、女性の行動や言葉から心理状態を紐解きスムーズなコミュニケーションを実現させるための方法を説いていく。

男女で脳の作りが違うのはなぜか?

女性の脳の構造は男性のそれとは大きく違う。同じ人類でありながら男女で脳の構造が違うのは類人猿時代の名残りだと著者は説く。男性が狩りに出かけているあいだ子供守る役目を負った女性は広い視野と鋭い嗅覚、得られた情報から過去の体験をフィードバックする能力を伸ばしていく。当時は身を守る服も住居もなく、外敵が多い環境が男性とは違う構造に脳を進化させていった訳です。

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男女の能力の差違は脳の違いから

その後、人間が住居を持つようになり、外敵に襲われる心配がなくなっても女性の脳は形を変えることなく受け継がれていった。そして人間が社会を形成するようになると、女性はその能力を生かして男性には真似できないコミュニケーションスキルを確立していく。その一つが男性のウソを見破る能力だ

基本的に女性は目端が利くうえ、わずかな臭いにも敏感だ。さらにはそれらの得られた情報から過去の感情(記憶や体験ではないところがミソ)を引き出す能力にも長けている。つまり、複数の情報を統合して一番確率の高い感情「疑念」を呼び起こしているのだ。

つまり女性のカンとは経験に基づくもので、男のように思いつきや当てずっぽうではない。恋愛経験が豊富で様々な男性の行動を身近で観察している女性や長年連れ添った恋人や夫婦になればなるほど、的中率が上がっていく。
妻とは夫のウソが通じる相手ではないのである。

理解ではなく共感してほしい女性

男は誰かに相談事を持ち込まれたとき、その悩みを解決してやりたいと考える。そして自分なりの助言を多かれ少なかれ相手にする。しかし男性の相手を思っての行為も、女性にとっては権利の侵害に思えてしまい怒りの導火線に火をつけることに等しい。女性にとって相談者の価値とは自分に共感してくれることであり、状況を把握した適切な助言など大きなお世話でしかないからだ。
男性にとっての相談と女性にとっての相談は意味も重みも違うのである。

恋多き者、その名は女

男性が性欲と切っても切れない生物とすると、女性は恋愛と切っても切れない生物といえる。そして女性にとっての恋愛とは自分を輝かせるためのものであって、それ以外の何物でもない。
あくまで女性の生き様とは、自分が輝くためであって他人に尽くすためではない。夫婦も子育ても、結果自分が自分らしく満たされることを何よりの目的とする。夫や子供をかいがいしく世話するのも光り輝く自分を実感したいがためである。

個人的な女性観を一つ

個人的な女性観であることをあらかじめお断りしたうえで......。
女性にとっての男性とは牛馬のようなものではないか。いつからか、そう考えるようになった。

自分と荷物を載せて旅をする荷馬車。できるだけ多くの荷物を長い距離運べるほどいい。もちろん、足が速く丈夫で姿の美しい馬であればなおよし。三高(高学歴、高収入、高身長)は理想の荷馬といえる。ただ、一概にそういった馬はプライドが高く、認めた相手にしか従わない。また、能力の高い馬ともなれば、他の女性も黙ってはいない。壮絶な争奪戦が行われるはずだ。それこそ、生き馬の目を抜くような争いが。

何より三拍子そろった独身男性など天然の大粒真珠より貴重だ。またパートナーの能力より自分にとって都合のいい存在であることを志向する最近の女性のあいだでは、三低(低姿勢・低依存・低リスク)のが求められているのだとか。
女性にとって男性が荷馬だとすれば、男性にとって女性とはなんなのだろう?

女を恐れよ、されば道は開かれん

結局この本では、男性は女性に逆らっても勝てはしないのだから女性の気分を損なわぬよう生きていくことが得策であるとまとめています。人生において女性を敵に回して無事で済んだ男はいない、触らぬ神に祟りなしと。

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