男の道具手入れがわかる本

男の道具手入れがわかる本 (SEIBIDO MOOK)
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嗜好性よりも実用性を重視した品々について、革靴からナイロン鞄まで毎日のメンテナンスからトラブル時の対応までを解説したビジネスマン必読の本。

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ケアこそが紳士の基本

日常生活で手入れが必要な物のメンテナンス方法について解説している。

この本で紹介している物品は、革靴(クロコダイル含む)、オイルレザーバッグ、ナイロンバッグ、アルミケース、スーツ、シャツ、ネクタイ、コート、革ジャケット(カウハイド・ヌメ革・スウェード)、ニット・セーター、帽子、ヴィンテージ物、腕時計、万年筆、フィルムカメラ、デジタルカメラ、革小物(ヌメ革・コードバン・ブライドルレザー)、ライター、パイプ、メガネ、レコード・CD、古書・書籍と実に幅広い。

本は宣伝広告費で作られる?

この本が他のメンテナンス本と違う点として構成の巧みさがあげられる。

一般的にこの手のメンテナンス本は専門店が扱う商品の紹介記事になってしまうことが多い。たとえば、カーフ、カウバイト、オイルレザー、ヌメ革、といった革の加工の種類ごとに違う店を割り振ったりする。しかし、よくよく読むと店が変わってもメンテナンスの方法はあまり変わらなかったりする。まあ、当たり前の話。

この本は紹介する専門店の数を押さえつつ、多くの商品のメンテナンスについて解説しているのが好感が持てる。メガネや書籍のメンテナンスを解説した本はこれぐらいではないだろうか。

日常メンテの基本とは

ナイロン、キャンバス、PVC、ターポリンといった革より使われることの多い素材について解説しているのは素晴らしい。まあ、革より扱いが簡単な素材なので多くのページを割いての解説ではないが、誰もが日常のメンテナンスについて疑問に思ったことをこの本は解決してくれる。

素材といえば、革や布についての基本的な情報を解説している点も見逃せない。天然繊維と化学繊維の種類、革の原料皮の種類や加工(なめし・加工・仕上げ)による種類など、以外と忘れがちな素材の違いについて再確認できる。貴方は、迷わずスエードとヌバックとバックスキンの違いを説明できますか? 

画竜点睛を欠く点として、シャツやニットの家庭での洗濯の仕方を解説しているのに、洗濯絵表示についての解説がないところがあげられる。素材別の洗い方はきちんと解説出来ているのにねえ。

手入れは手間を惜しまずに

メンテナンスについて解説した本の中でも見やすく分かりやすく作られているように思う。正直「プロが教える男の道具のメンテナンス&エイジング」よりも敷居が低く感じて好感を持った。

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