だから、新書を読みなさい 奥野宣之 サンマーク出版

なぜ新書を読まなかったのか?

お試し版になり、全部書いてあって、何でもありながら、たくさん買え、いつでも読めて、場所をとらず、新旧の比較ができ、入門にもってこいな安心して読める本。それが新書。

著者は情報化社会の今だからこそ、情報源は少ない方がいいと力説します。
なぜ情報源が少ないほうがいいのか。それは、情報は量だけでは意味がないからです。情報は正しい情報、求めていた情報でなければ価値がありません。

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情報源は少ない方がいい理由

また、情報源が多くなれば集まる情報も多くなり、情報の正誤を精査する手間や時間がかかるもの問題です。
困ったことにインターネットが発達した現代社会では、情報を集めるだけなら昔ほどの手間も苦労もかかりません。自分一人でも集めることも可能です。しかし、ただ集められた情報というだけでは価値はありません。厳選されていない情報など大した役に立たないからです。

また、集められた情報を精査するにも知識や技術がいります。まず必要とする情報を多く含む情報源はどこか、集めた情報をどのように選別すればいいのか、選別した情報をどのように再構成すればいいのか......素人では何を基準に情報を精査すればいいのか分かりません。情報を集めるのも情報を精査するのも『その道のプロ』が必要とされる所以です。

本来は、この役目を新聞やテレビ・ラジオなどの『マスコミ』が担っていました。彼らは情報処理のプロフェッショナルだったのです。

だから新書を読みなさい

無造作に情報を集めるより、信頼出来る情報源やキュレーターを選んで情報を集めること。著者はその信頼できる情報源に新書をあげます。
著者が新著を情報源として重視する理由

  • あらゆるジャンルを扱っていること
  • 入門から専門まで、各ベルの本を扱っていること
  • 一つの分野でも視点を変えた本があること
  • 携帯性と可読性のバランスが良いこと

この4つある新書の長所を踏まえて、著者は同じテーマの本を三冊同時に読む「新書ザッピング術」の利点を力説します。

余談

マイコミ新書、アスキー新書、文春新書、扶桑社新書、講談社+α新書、PHPビジネス新書、NHK出版生活人新書といった各新書レーベルの印象についても描かれています。
岩波ジュニア新書を取り上げるとは......恐れいりました。


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