13歳からの作文・小論文ノート 小野田博一 PHP研究所

読書感想文の解説は、目からウロコが落ちること必至!

名著「13歳からの論理ノート」を上梓した著者による、主張(主旨)から始まり理由(論拠)と事実(事例)をへて、最後に再び主張(結論)で結ばれる文章(論文)の書き方を解説した本。

この本は、論文の基本である一文一意をふまえたうえで、基本は大切だがそれに捕らわれてもいけない、と説きます。基本を知らずに破るのと基本を知ったうえで破るのは違うというのです。そして、読み手はその違いに気づくとも書いています。

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13歳からの作文・小論文ノート

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読書感想文が嫌われる理由

一文一意とは、一つの文章には一つの意味だけを当てるという意味で、分かりやすい文章を書くための約束事になっています。そして一文一意は、論文を構成す るすべての要素に当てはまるのです。一文一段落、一段一論文。逆説的ですが、意味や要素や主旨が変わるのならば、文章や段落や論文を二つに分けなけれ ばいけないということ。一意であれば、二つの文章に分けてはいけないということ。

13歳からの、と銘打つだけあって読みやすく分かりやすい構成で、内容も非常に充実した良著です。説得力は主旨にあるのではなく論拠に宿る、読み手が興味 を引かれるのは主旨であって技巧的な文章そのものではない、描写は必要最低限に心がけることなど、読みやすく分かりやすい文章を書くために身につけな ければいけないことが詰まったこの本は、文章の基礎の基礎を再履修したいと考えている人に最善の本だと断言できます。

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