頭がよくなる「図解思考」の技術 永田豊志 中経出版

自分のために「自分の考えを図で整理しメモとして残す」技術

知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100の著者が、提示された情報をモレなくダブりなく書き留めることができないという読者のために、インプットした情報を瞬時に図解で整理しメモとしてアウトプットする方法を解説した本。

著者は一言も触れていませんが、文字によるメモには図解によるメモにない他人にもメモの内容が分かる(文章量にもよりますが)という利点があります。図解を理解するには書かれている図や記号の役割を知っておく必要があるのですが、著者はその点に触れていません。

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頭がよくなる「図解思考」の技術

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物事の「流れ」は図解を用いてメモする

提示された情報のキーワードをメモる方法や情報を箇条書きにしたメモを著者は強く否定しますが、元々キーワードや箇条書きは物事の「流れ」をメモするのに向かない方法です。(キーワードは「情報の分布」を箇条書きは「情報の並列化」が本来の役割かと)また、キーワードや箇条書きの方法でメモをとった場合でも矢印を使ったり枠で囲んだりするのが普通です。そういった意味では、普段から誰もが図表を交えてメモをとっている訳です。

たかがメモ、されどメモ

僕は著者が提唱する図解を用いてメモをとることを否定しているのではありません。むしろ、これから積極的に使ってみたいとさえ思っています。

文章だけでメモをとるのも図表だけでメモをとるのも、それぞれ一長一短があります。その長所と短所をふまえた上で、その場にふさわしいメモをとればいいのだと考えています。
是非、この本を読んで自分のメモの取り方について考えてみてください。基本は図表で、補足として文章を付け加える形が、一番応用が利くのではないでしょうか。ただし、時間はかかるかも知れませんが。

この本は、情報に最適なメモが取れないと悩んでいる読者にフレームワークを転用しメモを取る方法を解説した本です。

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